子どもの視野を広げ、学びにつなげる対話のコツ~スタンス編~

2020.03.19
SNS上で、
子どもたちの中で阿部総理大臣の支持率が上がっている!

いうお話を読みました。

 
もちろん、冗談なのでしょうけれど…
ショックだった私……
 
と、いうのも、
そこまで「学校って嫌なものなの?」という「学校の魅力」の低さと、
ラクな方、面倒を避けるといった、目先のメリットだけに意識を奪われ、リーダーへの支持が決まる浅さに危機を感じました。
 
とはいえ、子どもは、発展途上。
視野の狭さは、仕方ないもの。
 
こんな時だからこそ、対話を使って子どもの視野をちょっと広げることができそうだな、と思いました。
 
この全世界に起きていることを、
もっと広い範囲で見てみる、
 
学校が休みになることで、なにが不都合なのか、
国は何をしようとしているのか?
の国はどうなのか?
 
例えば、
「学校給食の人大変なことになっているみたいだよ」
「学校休校に反対の人は、こんなことも言っているよ」
という、子どもの視野を広げるちょっとした投げかけもこの機会にできそうです。
 
今日は、そんなふうに
子どもの視野を広げ、学びにつながる対話のコツをお伝えします。
 
結構いろんなポイントがありますので、今日はスタンス編
 
スタンスというのは、立場。
どんな立ち位置で、心構えで子どもと対話をするか、です。
 
この心構え、スタンスは、テクニックよりもなによりも大事なところです。
テクニック、スキルは、ココがあってこそ!
 
ひとつめは……

全肯定する

相手の視野を広げたり、引き出す時に必ず心に留めておいてほしい「全肯定」
 
相手の言ったことをすべて受けとめます。
注意してほしいのは、受け止めること=賛成・賛同ではないということ。
 
だから、自分と違う考え、突拍子もない考え、あなたがオカシイ、と感じた答えでも、反応せず、
「そう感じるんだね」
「そう考えるんだね」
と受けとめます。
 
注意する言葉は、「でも」
 
相手の言葉を受けて、「でも」と、ついつい自分の意見を言ってしまう。
なんてクセがある方、要注意です。
 
私のお話ですが、
なぜか、母親と話すと嫌な気分になることが多かったんです。
最後には疲れる……。
 
その原因が母親の「でも」だったんですね。
 
昔からずっとだったので「でも」が多いことすら気が付かなかったのです!!
 
これは本人ですら気が付いていないことが多いので要チェック。
 
「でも」の代わりに「そうなんだ~」と軽く受けとめてあげてください。
 
 

意見をジャッジしない

まるばつ
「そうなんだ~」と子どもの話を軽く受け止められない人は、
おそらく、人の話を「正しいか」「間違っているか」という耳で聞いています。
 
イメージは、裁判。
 
あなたが裁判官の立場になって、高い位置から子どもを見ている
子どもは、やや遠くにいる裁判官に向けて、意見や主張を申し立てる。
 
あなたは、子どもの話を、これは正しく、これは矛盾している、というように裁き判決を下す。
 
これ、どうですか?
私は書いているだけで、いやーん、疲れちゃう~。楽しくない~。
って思う…
 
子どももこんな状態では、自分の気持ち、考えなんていえません。
親が正しいと言ってくれるだろう、ということしか言わなくなりそう。
 
その前に、話さなくなるでしょうけど。
 
こういう裁きのような対話が必要な場面はあるかもしれませんが…(私は、あるのか疑問ですが…)
子どもの心と思考を広げ多くを学ぼうとする場面では不要です。
 
長く親をやっていますと、
ついつい「親として子どもを指導してやらねば」などと変な力が入ってしまうものですが、
ちょっと力を抜いて、
 
裁判官ではなく、興味関心、面白がって子どもの話を聞いてみてください。
 
そのイメージをするとどんなあなたと子どもが浮かびますか?
 
カフェに行って、横に並んでお話しするイメージ?
散歩しながら、おいしい空気を吸いながら話すイメージ?
 
 

答えを持たない

 
今のこの状況で、私たちは私たちなりの答えがあると思います。
こう考えてほしい、教えたいという思いもムクムク湧いてくるかもしれません。
 
例えば、「学校を好きでいてほしい」
「目先の自分だけの利益を考えてはいけない」
 
 
こういう親自身自分の考えや価値観があってももちろんOK。
 
でも、子どもの話を聞くときは、一旦それを脇に置いてください。
 
自分の中にある「これが正しい!」というモノに子どもを合わせようとすると、
子どもの思考は広がりません。
 
子どもたちは結構このあたり敏感ですよ。
学校で鍛えられていますからね!
 
「先生はどういってほしいんだろう?」
「何が正しい答えなんだろう?」
 
「どう感じることが正解?」
「どう考えるのが正解?」
 
と。

我慢して聞くのが苦しい!

さあさぁ、ご紹介したこの3つを気にするだけで対話がずいぶん変わるのではないでしょうか。
 
でも…とよく聞くのが、こちら。
子どもがめちゃくちゃな意見を言った時もなにも言っちゃいけないの?
 
我が子もあります。
 
とある過激な隣国に向かって
「○○国に爆弾を落としてやればいいのに」
とか。
 
「悪いことしたら死刑」みたいな短絡的な考え。
 
これに対して「そうだね」ってのもおかしいですよね(苦笑)
 
そんな時のひとつの方法をお伝えしますね。
 
やっぱりまずは受けとめる。
 
「そう考えるんだねー」
「確かに、そう思いたくなったりするよね」
「怖いものね」
「私もそんな風に考えたくもなるけど……」
 
と、ここで「でも」登場!
「でも、ちょっと考えてみて……」
「でも、私はちょっと違う意見だな」
 
質問をしたり、私の意見を言ったりします。
 
この質問や相手が受け取りやすい反対意見の伝え方は次回お届けしますね!

対話のコツは自由になること

 
今日は、話を聞くときの禁止(NG)をお伝えしました。
なので、話をするということに息苦しさを感じたかもしれません。
 
でも、今日お伝えした禁止は、あなたを自由にさせるものでもあります。
あなた自身のこだわり、価値観から自由になって、生まれてくるおもいや思考を楽しめるように。
 
子どもが自由に話せるときは、あなたも自由であること。
 
これはダメ、あれはダメと気負わず、
カフェでお茶をするイメージで、対話を楽しんでくださいね。
 
あなたもお子さまも、笑顔で、ワクワク、創造的な対話を楽しめますように。

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