夫婦喧嘩をしたとき、その仲直りまで、数分、数時間ということもあるし、1日あるいは、1週間ってこともあります、それは各々の性格によって違う。
家庭によっても違うし、夫婦喧嘩の内容によっても違うかもしれないですね。
私が思うに、夫婦喧嘩から仲直りまでの期間って
どちらか、もしくは両方が、冷静に正確に物事を見られるように必要とする期間だと思う。
これは、仲直りまでの期間・・・というより、仲直りのために必要な期間…とでもいえるのかな。
《必要な時間》と言いたいのは、早ければいいってもんじゃないと思うから。
早ければ早い方がいい?仲直りまでの期間
夫婦喧嘩ってやっぱり居心地が悪いから、早く仲直りしたいと思いますよね。
けれど、その居心地の悪さや、罪悪感などで、
《早く》を優先して、その夫婦喧嘩の本質と向き合わないことは、とてももったいないと思う。
もったいないというより…
向き合わずにいることは、結局、また同じことを繰り返すと思うから、うわべだけの仲直りを急ぐよりも、ちょっと立ち止まってしっかりと感じ、考え、その夫婦喧嘩がよりお互いの関係と理解を深めるものに変えていくことをオススメしたい。
この考えは、まず、《夫婦喧嘩》というものの捉え方を見直していかないといけないかもしれません。
それについてはこちらの記事を参考になさってみてくださいね!
そして、夫婦喧嘩をお互いの関係を一歩進んだものにするためには、
まぁまぁな対話力が必要になります。
なんてったって、感情的になりやすい関係ですからね!
今日は、その対話力について…
の前に、その対話力を使う前に必要な《自分を整える》ということについてお伝えしたいと思います。
余談ですが…
対話力については、文章ではなかなかお伝えできない部分なので、ご興味あらばぜひ「伝え方」をテーマにした講座をご受講いただければと思います。

と、言うわけで、対話力を使う前に、自分自身が仲直りというステップへの準備をしっかり整えましょう。
仲直りの期間はどのくらいがベスト?
の問の私が考える答えは、この《仲直りの準備が整ってから》
夫婦喧嘩仲直りの準備(1)自分の気持ちを整える
感情的になりやすい夫婦喧嘩。
心の中が大荒れな時は、冷静に物事を判断できません。
本当に自分や相手との関係のために必要な行動を選択することができません。
ですから、まずは、自分のこころをお落ち着かせることに集中!
夫婦喧嘩をするとついつい
「あの人がこんなことを言ったから」
「あの人がこんなことしたから」
と、言うことに考えがいきがちです。
その考えをいったん止めて、
《自分が感じている事》について意識を向けます。
「今、私は、怒っているなぁ」
「悔しくて仕方ないんだなぁ」
「涙が出るほど悲しいんだなぁ」
「とても不安で怖いんだなぁ」
などなど、自分の感情をレポートしてみてください。
あの人がこんなことを言うのは、良くない
と言った善悪、批判ではなく、です。
感情をレポートするのが難しかったら、
体の感覚をレポートするのもオススメです。
心臓が高鳴っているなぁ
頭が重い感じがするなぁ
喉の奥が詰まって息苦しく感じるなぁ
自分の体に起きていることにフォーカスします。
そうすると少し落ち着いてきます。
そうしたら次は、
「なぜ、そうなっているんだろう?」
「どうしてこの感情が湧きおこってきたんだろう?」
と、自分の中にある何かを見つけます。
この時も、「あの人の言葉のせいでこんな感情になったんだ!」という考えにならないということは要注意。
感情も、自分の反応も、自分のものとしなければ、イライラ・怒りに振り回されてしまいます。
夫婦喧嘩仲直り準備(2)相手の立場に立つことができる
自分の感情が整い、落ち着いたらできるようになることは、
「相手の立場に立つこと」
相手がしたことに対して、何か腹立たしいことがあったとき、
感情的になっていると、その理由を自分都合でしか考えることができません。
それは、例えば相手が言った一言に対して、
「あの人は悪意があって言ったに違いない」と思い込みイライラしたりします。
けれど、冷静な頭になったとき、それとは違うもっと違う見方をしてみようと試みることができると思うのです。
「あの言葉には、別の意味があったのかもしれない」
「あの人だって余裕がなかったのかもしれない」
もしくは
「私の態度を攻撃と受け取って、反射的になったのかもしれない」など、
相手にも事情があったのかもしれない、
相手の心の弱さだったのかもしれない
多くの人はそうですが、攻撃的になったりしているときって、自分を守りたいとき。
相手の行動の理由を肯定的に見直してみると、
イライラもしなくなります。
夫婦喧嘩仲直り準備(3)相手の話を聞くことができる心の余裕
この準備に関しては、
相手の立場に立って物事を考えることができるくらいの心のスペースができていたなら、おそらく簡単。
「相手の話を聴く」こと。
対話するときには、相手の話をしっかり聞くことができる事はものすごく大事です。
これは当然と言えば当然ですが、できていない人も多いもの。
自分に心の余裕がなければ、まず無理です。
その余裕がなければ、
相手が感情的になったり、
自分自身に対して批判的になったときに、
同じように自分も反応して、反撃してしまいます。
それでは、また同じ繰り返し…。
相手と対話する前に、自分の中に相手の話を聴く余裕はとても大事です。
最適な仲直りまでの期間は、自分の心が整うまでの期間
ちなみに、我が家の夫婦喧嘩。
今も、ちょこちょこ対立はありますから、カッとなってついつい言い合い…
なんてこともあります。
昔は、そのついつい言い合いが大きくなって、
2日3日、口をきかないということが起きたりもしていました。
けれど今は、数分…ですかね。
1日を超えることはほぼない。
それは、早い段階で自分を整えることに意識を向けることができる事ができていて、
結果、自分のこころを整えるスピードが速くなっているから。
と、思っています。
夫婦喧嘩をしてからの仲直りまでの期間は、短ければいいものではないと言いましたが、
ちゃんとそれと向き合うことができたなら、やっぱり短いに越したことはありません。
そしてその力は、自分の感情と上手に付き合う力は、とても役に立ちます。
感情と上手に付き合う力=心を整える力
ですね。
イライラ、怒りといった扱いにくい感情をと上手に付き合っていく方法は、
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