上2人がうまれたとき、
夫にイライラしていて、夫婦仲は最悪でした。
それから、コーチングと出会い変わっていった私。
(夫婦仲も改善)
その変わった立場からその当時を振り返ってみると、
自分自身、反省することは多くありました。
あの頃、子育てや家事を手伝わない、
ホント何もしない!!とイライラしていました。
でも、《何も》ではなかったんです。
彼は彼なりにやってくれていた。
私は、そこの部分を当たり前としてスルーしていたんですね。
そんな風に過去を振り返ったりしていた私
で・す・が
今、3人目の子育てが始まり、
出産後、夫を見てすぐ思ったのは、
「ホント、何もしない!!」
ホント、気が利ない
ホント、動かない
ホント、わかってない‼‼
「何もしない」という意味

ホント、何もしない!
と、またまたイラっとした私ですが、
では、本当に夫が何もしないのかというと、
やっぱり、そうではなくて、
何かはしていた。
でも、私が思うように何かをしてくれたわけではない。
私がして欲しいことをしてくれたわけではない
《何もしない》
という意味が、その言葉通りではないのですね。
例えば、
「みんな持っている!」
「みんなが言っていたよ」
「誰もわかってくれない」
「いつもやらない」
という言葉、聞きますよね。
みんな
誰も
いつも
という言葉は極端で、
実際
「みんなって誰?」って聞いてみると、
2,3人だったり、
「いつもって?」と考えてみると、
いつもなわけではなかったり。
実際は違うけれど、
たった1例、2例を見て、それがすべてのようにいう。
そういうことってありますね。
まさに、夫に関しては、
そういうふうに見やすくなってしまう私がいます。
たかが言葉一つですが
言葉というのは、ものすごい力を持っているもので、
この極端な言葉
いつも
みんな
だれも
なにも
という言葉を使うと、
感情が極端に振れます。
よくよく考えれば事実は違うことに気が付けるのですが、
それが本当のように思う。
例えば、
誰も私のことなど気にしてくれない
という言葉を使うと、
ものすごく悲しくなってきます。
いつもあなたは悪いことをする!
と言うと、相手が悪い人に見えてきます。
そして、
悪いところしか見えなくなってきてしまう。
旦那さんが何もしていないわけではなくても、
そのやってくれていることが見えなくなってしまいます。
物事が偏って見えてきてしまいます。
たかが言葉、されど言葉。
コーチングセッションでも、
これらの言葉が出たときには、
その人の冷静な選択を阻むので、しっかりとキャッチしてそれについて話します。
本当に本当に何もしない旦那さん
うちの旦那は何もしない!とイライラしている場合は、
まず、これまでお伝えしてきたように、
極端な言葉を修正して、
物事の見方を直します。
でも、本当に本当にウチの旦那は何もしない!
という人もいるかもしれません。
その場合…
旦那さんはどうしたら動いてくれるようになるのか?
という答えは残念ながら持っていません。
いえ、方法はいくつか浮かびます。
ただし…どの方法も、
旦那さんを動かす代わりに、
旦那さんとの関係を損ねる…というリスクがあります。
他人の選択の自由を奪って、
強制的に変えようとすることですからね…。
旦那さんを動かす方法

旦那さんとの関係を損ねるリスクを負ってでも、
旦那さんを動かしたい!
と言う人のために、
その方法をいくつか書いてみます。
責める
なんであなたは動かないの!
おかしい
なんて冷たい人なの!
と、相手の人格を責めたり、否定する
これは、怒りをぶつけながら責めるのもありますが、
泣いて訴えるのも、同じです。
方法が違うだけで、
相手を責めて、相手をコントロールしようとする目的は同じです。
権利を主張する
旦那なんだから育児をするのが当たり前でしょ!
結婚したんだから!
私も仕事をしているんだから!
男女平等でしょ!!
などなど
そりゃそうなんだけど…
言っていることは正しいんだけど…
相手は動くかもしれませんが、
相手はもやもやすることのが多いのではないかな?と思います。
脅す
あなたが変わらなきゃ離婚よ!
そんな風なら、もう知らないから!
などなど
脅して相手を変えようとします。
この脅しは、私としては
賭けみたいなところがあるような気がします。
私が逆にそれをされると、
何様?と思うんですよね。
なにゆえ、上から目線?!と。
比較する
お隣の旦那さんは洗濯物を干していたよ!
家のお父さんは、そんなことしなかった
などなど。
「なに!じゃあ俺もやらなきゃ!」
となる男性がいたら、素晴らしく素直だと思う。
私は、結婚してすぐ、魚料理を出したときに夫に、
「うちの母親は魚の骨を全部取ってくれた」と言われたとき、
骨など取ってやるもんか!
と思いましたね(笑)
今は、子供のために魚の骨を取っていますが…
さて、旦那さんを動かす方法を上げてみました。
実はこの方法…
これまで夫にやってきたことです。
結果は…動いてくれた時もある!
「権利の主張」は相手が反論できないだけに、動いてくれやすかった。
けれど、他は、全滅。
余計に頑なに動いてくれなくなりましたね…。
また、権利の主張も、
正当な理由がないと動いてくれなくなりました。
動かす方法は使ってないけれど…
脅したり、比較したり、
いろんな方法で夫を動かそうとしていた時期というのは、
動いてくれたとしても、
なんだかお互い嫌な気持ちで、
やってくれたとしてもイヤイヤやる姿に「ありがとう」も言いたくない。
相手も、私の「ありがとう」という言葉が、嫌味、操作に思えて受け取らない。
なんだかな~~という感じでした。
でも、今、夫は、私の思い通りではないにせよ、
いろんな場面で、手伝ってくれるようになりました。
先日は、朝ご飯の準備を、赤ちゃん片手に動いていたら、
「抱っこしておこうか?」と、夫の方から声をかけてくれました。
「わぁ、助かる、ありがとう!」心から夫に言いながら、
心の片隅で、
「せ、成長している~(涙)」なんて上から目線で感動していたのでした。
なぜ、夫は成長したのか?(笑)
夫を変えようとしていたときというのは、
夫はあまり変わりませんでした。
そして私もイライラ。
では、私がどんな対応をしていたかと言うと、
まず、強制やら、比較、権利の主張などをやめたこと。
そして、その代わりに、
お願いをしました。
お願いというのは、リクエスト、要望を伝えることです。
そのお願いの仕方が違う。
どう違うのかと言うと、
やって当然でしょ?という態度ではない
相手が断ることもあり
相手の意見を聞く(リクエストに対しての)
相手の主張も受け入れるし、
自分も主張し、
《交渉》をしました。
そうすると、すべて自分の思い通りにはなりませんが、
お互い納得できるところが見つかります。
命令や強制より時間がかかるし、
面倒と言えば面倒。
けれど、その分、得られるものは大きいですよ。
信頼関係と、心からの感謝。
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